【ネタバレ注意】ゴールデンカムイ第一巻徹底解説!(後編)
【ネタバレ注意】ゴールデンカムイ第一巻徹底解説!(後編)
ちなみに今回で第一巻が終了します!
二巻以降も引き続きやっていくので待っていてくださいね!
では、よろしくお願いします!
脱獄する工夫よりも捕まらない努力をすべきなんじゃないですかね
皆さんこんにちは!引き続き「ゴールデンカムイ」第一巻の解説をはじめちゃいますよ!
この記事はネタバレ要素がたくさん含まれているため「ネタバレしてほしくないよ~」って人がいたらブラウザバックしてくださいね!
ちなみに今回で第一巻が終了します!
二巻以降も引き続きやっていくので待っていてくださいね!
では、よろしくお願いします!
あらすじと解説
1.第六話「迫害」
1.あらすじ
二人目の脱獄囚を捕らえた杉本達
脱獄囚がアシリパを「飼いイヌ」と罵り、杉本が激怒する
杉本は過去に結核で家族全員を亡くしており、家を焼き、密かに思いあっていた幼馴染を置いて故郷を出てきたのだ
アシリパがウサギを見つけ、杉本と捕まえようとする
その隙をついて捕まった男…脱獄王・白石由竹が脱出する
すぐさま追いかける杉本、しかし山の上から吹き付ける寒波から逃れようとし、白石ともども雪庇(せっぴ)の上に乗ってしまい、崖の下に落下してしまう
2.解説&感想
まず冒頭でのくくり罠を仕掛けるシーン
ゴールデンカムイ第一巻より |
リスを捕まえた時の物を少し改良したものですね
捕まえた白石を尋問するシーンですがアシリパさんのことを「お前の飼いイヌか」と聞かれ杉本は激怒します
なぜなら杉本は過去に結核で家族を亡くし、そのため他の村人からつまはじきにされていたんですね(梅子と多分寅次を除く)
結核はこの当時死亡率がかなり高く、現在の100倍以上ありました。そう考えると村人の対応も仕方のないものかもしれませんね
そんな迫害された経験を持つ杉本は、アシリパさんの「慣れている」と言う言葉に「慣れる必要なんかない」と思ったんですね
そしてアシリパさんがウサギを見つけます
ゴールデンカムイ第一巻より |
↑涎を垂らすアシリパさんかわいい!
天気が崩れる…あからさまなフラグだぁ!
ゴールデンカムイ第一巻より |
そして登場!「脱獄王」白石由竹!
なんと彼にはモデルとなる人物がいます!
「白鳥由栄」という人物で彼もまた脱獄王の異名を持ち、数々の脱獄を成し遂げています
興味がある方はぜひ調べてみてください!
脱出しすぐさま逃げる白石、そこで銃声のような音が聞こえる
ゴールデンカムイ第一巻より |
なるほど(手抜き解説)
そら逃げますわ
しかし雪庇の上に乗ってしまい二人は落ちてしまいます
雪庇(せっぴ)とは積雪が山稜や尾根筋の風下側に大きく張り出してできる雪のひさしのことです
つまり雪が風によって屋根の端っこの部分の様になっているということですね
当然そんなところに足を踏み入れたら崩れちゃいますよね
3.要点まとめ
・杉本に悲しき過去…!(二回目)
・脱獄王「白石由竹」!
・過酷!北の大地の大自然!
・第七話「脱獄王」
1.あらすじ
川に落ちる杉本と白石
マッチで火をつけようとするが濡れていて火がつけられない
銃弾の火薬を使って火をつけようとするが弾丸を川底に落としていることに気づく
白石が自分を見逃すことを条件に協力するといい、杉本が了承すると口から銃弾を取り出す
無事火をつけることに成功し、他の脱獄囚の情報を話す白石
脱獄囚のリーダーは土方歳三らしく、彼らはのっぺら坊から「小樽へ行け」と支持されたらしい
場面は移り第七師団のもとへ
尾形の意識が回復したという知らせを受け、第七師団のリーダー鶴見中尉が動き出す
2.解説&感想
極寒の地の川に入る…死んだな(確信)
冗談はさておきこのような場合10分程度で死に至るらしいです
皆さん冬の川には入らないよう気を付けましょう(普通は入らない)
ゴールデンカムイ第一巻より |
↑一番大きいコマで腹を減らすアシリパさん。二人の窮地には知らん顔
杉元はマッチがダメなら銃の弾丸の火薬で火をつけようと考えますが、銃は雪庇の上。弾薬盒(だんやくごう)の弾丸も全て水の中。正に万事休す
しかし杉本は自らを奮い立たせます
「俺は不死身の杉元だッ」
既読の方にはおなじみ「俺不杉」です(こう略すかは知りません)
そうして水の中へ潜る杉本
それを見た白石ははっと何かを思いだし、杉元に協力をするかわりに見逃すよう取引を持ちかけます
ゴールデンカムイ第一巻より |
そしてこの顔である
ゴールデンカムイ第一巻より |
牢屋の鍵穴を壊す時の為に持っていたらしいです
さすが脱獄王。いざという時の為に準備万端ですね
なんとか火起こしして白石が情報を話します
・入れ墨の囚人は全部で24人
・脱獄囚のリーダーは土方歳三(らしい)
・のっぺら坊に「小樽へ行け」と指示された
ゴールデンカムイ第一巻より |
↑う~んこのイケ爺
服が乾き、去ろうとする白石に杉本が北海道から出ていくよう忠告します
しかし、逃げる事には自信がある白石はどうやら北海道にとどまる様子
そしてラスト。おそらく陸軍の施設内
ゴールデンカムイ第一巻より |
↑やだこわい…
3.要点まとめ
・凍死寸前!冬の川には入るな!
・脱獄囚は24人!リーダーは鬼の副長「土方歳三」!
・なんだこのオッサン!?やべー師団のやべー奴!「鶴見中尉」!
最後に
これでゴールデンカムイ第一巻の紹介は終了です…
テンポがよく話がサクサク進んで読んでいて気持ちがいいですね。
随時はさまれるアイヌについての知識やその他豆知識も我々の想像力を大いに刺激してくれます
そしてなによりおいしそうな食事でしょう!(リスの脳みそから目をそらしながら)
大自然の動植物を自分でつかまえて自分の手で料理する…最高に楽しそうですね!
一度でいいからチタタプしてみたいです
このおいしそうな料理描写はこれからもドシドシ出てくるので楽しみにしていてくださいね!
あと主人公の杉本!やっぱりかっこいいですね
男は過去を背負って深みを増していくものなんでしょう(多分)
二巻以降もこんな感じで進めていきたいと思います
これからもよろしくお願いします
コメント
コメントを投稿